スーパーカセットビジョンのスプライト能力について

これはあくまで「ちょい連射」をeSCV.exeというエミュレータ上で開発したときの情報であり、
実機での検証はされていません。しかしながらエミュレータでの当時のROMの実行結果は
実機動画と変わらないものであり、かなりの信ぴょう性を持っているのではないかと思います。

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スプライトは16x16ドットの128枚

ニコ動のコメントでスーパーカセットビジョン(以下SCV)は8x8ドットが128枚と
勘違いされている方がいましたが16x16ドットを128枚表示できるが基本です。
基本という言い方をしたのは128枚それぞれが独立した絵を持てるという意味で、
実はスプライトは32x32ドットまで指定することが可能なのです。
もう一つの勘違いとして、スプライトサイズを大きくすると使用できる枚数が少なくなると
コメントしていた方がいましたがもちろん全てのスプライトを32x32ドットに指定しても
128枚使用することができます。
(横並び制限については実機で実際に検証しないと何とも言えませんが)
また、スプライト番号に制限がありますが8x8、8x16、8x32も指定することができ、
マスク機能を使用すれば上から2ドット単位で表示をマスクすることができるので
16x8、32x8などもCG位置限定で使用できます。

背景にもスプライトは必要

SCVには背景を表示する特別なハード(BG面)はありません。かろうじてセミグラフィックと呼ばれる
荒いモザイクのようなものを表示できるだけです。ハードウェアスクロールはありません。
なのでそれなりの背景をグラフィックで出そうとするなら128枚のスプライトから背景用に
割かなければなりません。例えばSCVの画面をフルグラにするには少なくても49枚は必要になります。
もちろん単色ですからもっとカラフルにしようとすれば枚数はもっと必要になります。

32x32のスプライトはCGの使いまわしが必要、なのにフリップなし

32x32を使いまくればいいのかというと、単純にそういうわけにもいきません。
スプライトの方はそれを許してもスプライトCGRAMのほうはそれを許してくれません。
スプライトCGRAMは16x16ドットx128枚分しかないので32x32ドットx128枚を
全て割り当てる容量がないのです。
ですので32x32のスプライトを使う場合はCGの使いまわしが胆になります。
また、フリップ機能はないので表示するものは反転も含め全てCGRAMに定義が必要です。
「ちょい連射」のボスが本来の「超連射68k」のボスでなく中ザコなのはCGRAMが
圧倒的に足りないせいなのです。せめてフリップがあれば…。

単色だけど2色表示が可能

SCVではスプライトが単色で表示されますが、特定のスプライト番号のものは指定した
キャラとそのキャラ+1の番号のCGで2色表示ができます。
「そりゃ2枚使えば2色でるのはあたりまえ」。
そうではなく、一枚分の表示指定で2つ分のCGを重ねて表示ができるということです。
ただし、これには指定したパレットと対になるパレット番号が決まっており、
自由に2色目を決めることはできません。
またこの機能とサイズ指定は全体の表示として排他であり、どちらかをを使うかを
決めなければなりません。

最後に横並びの話

この検証だけは実機で見ないとどうしようもないですが、BG面がなくスプライトのみで
表示しようとしているコンセプトからかなりの横並びに耐えうるとは思います。
一説には16x16で20枚までとの話もありますが現象を把握できるようなソフトが
ないのがはっきりしない原因とも思われます。
スカイキッドなどはそれなりに背景が必要で横並びに引っかかりそうではあるんですが。

また私の別のサイトには自作のSCVテストモードプログラムをアップロードしています。
実機で動かせる方はチャレンジしてみてはいかがでしょう?

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